いずれ麻酔の代わりになる?虫歯治療にもVR映像が! | 医療映像.jp

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いずれ麻酔の代わりになる?虫歯治療にもVR映像が!

VR映像は、色々なところで医療への活用が研究されているところですが、イギリスのプリマス大学というところでは、虫歯治療の痛みの軽減のためにVR映像を活用してみたと言います。

ビーチの映像をみせることで痛みの軽減に成功

一口にVR映像といっても、その中では色々な映像を見せることが出来ます。

たとえば高いところにいるようなシーンを見せて実際にそこにいるように錯覚させることもできますし、穏やかなビーチの映像を見せて、そこでくつろいでいる気分を体験させることも可能です。

実際そのプリマス大学での虫歯治療においても、ビーチの映像を見せるグループと、街中の映像を見せるグループ、そして何も見せないグループの3つのグループに分けて虫歯治療を行ったと言います。

結果は、ビーチの映像を見せたグループだけが痛みをあまり感じなかったというものになりました。

VR映像であればリスクは少ない

今までの虫歯治療では、そのまま痛みに耐えるか、あるいはどうしても耐えられない時には麻酔が用いられていました。

でも、痛みにそのまま耐えるというのは、時にすごく辛いこともありますし、人によってはそれが体に与える負担がすごく大きく出てしまうこともあるでしょう。

でも、麻酔をするというのにもやはりリスクがあります。

ではVR映像であればどうでしょうか?VR映像の場合、基本的にはただ映像を見ているだけになります。

だから、これといって特に身体にリスクがあるということはないでしょう。

そうして特にリスクがないのに、虫歯治療の痛みを軽減していけるのであれば、これから実際にそれが虫歯治療時の麻酔の代わりとして広まっていく可能性も高いと言えるでしょう。

医者側への負担も少なくなる

また、こうして麻酔を用いたり、何も用いないで痛みに耐えてもらったりするのではなく、VR映像を用いて痛みを軽減させることには、医者側にもメリットがあると言えます。

患者側はリスクが少なくなるので、間違いなくそれがメリットになりますが、医者側にとっても、特に技術を必要としないというメリットや、患者さんに虫歯治療嫌いを克服してもらえるようになるというメリットがあります。

ただVR映像を見せていくだけなのですから、当然それには医者側に技術は必要ありません。技術が必要になるのは、そのVR映像を作る側の人間になるでしょう。

また、麻酔をするのにも注射の痛みがありますし、当然何もしないで虫歯を治療していくのにも痛みがありますから、今までは虫歯の治療と言うと、その痛みが嫌で深刻な状態になるまで虫歯を放っておいてしまっていたという方もたくさんいるはずです。

しかし、こうしてVR映像を見せるだけで痛みを軽減することができれば、痛みを軽減させるために痛みをもたらすことがありませんし、実際に虫歯治療の痛みも軽減されるし、比較的に楽な状態で虫歯治療が出来るようになるでしょう。

また、そうして楽に痛みが無くなれば、虫歯治療で歯医者に来る人数自体も増えていくはずです。

それも間違いなく医者側のメリットになります。

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