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リアル医療現場での実際の映像活用例

医療の世界で映像が活用されるということが、日本でも徐々に増えてきてはいますが、いざ映像を活用しようと踏み切るためにはやはり、実際日本ではどのように映像が活用されているのかを知らないと難しいところもあるでしょう。そこで以下では、実際にはどのように活用されているのかということを紹介します。

手術技術の伝達等、教育において活用する

まずやはり、医療現場での映像活用例として多いのは、手術技術の伝達などの、教育的な活用方法です。

映像を用いれば、実際に自分の目で手術を見ることよりもより近い位置で手術シーンなどを見ることも出来るようになります。

そして当然それは、その日そこにいない人にとっても言えることです。

もし映像を活用していなければ、その日そこにいた人しかその技術を学ぶことは出来ません。

しかし、手術室で見学できる人数は限られていますし、その日そこにいられないという方もたくさんいることでしょう。

だから、映像を用いていない場合は、どうしても多くの人にその技術を伝承するのは難しかったりするのです。

そればっかりは言葉だけで説明してもよく分からないでしょうし。

しかし映像があれば、その日そこにいない人にもしっかりと技術を見せることが出来ますし、もっと言えば編集で注釈をつけたりして、より分かりやすい資料にすることもできます。

医療現場ではそうして教育用に映像を活用することが多いです。

分かりやすい資料として情報共有に使用する

医療現場での映像の活用方法としては、分かりやすい資料として映像を活用するということも多いです。

たとえば患者さんが別の病院に行くとき「前回がこうだから、こうなっている」ということを文章だけで説明しても、結局のところよく分からなくて別の病院の方に直接質問されたりして二度手間になることもあるでしょう。

しかし、映像を活用していれば、映像とともにそれを伝えることが出来るようになり、より分かりやすく正確性の高い資料がつくれるのです。

そして動画データでの資料は、ネットやクラウドを通じて遠く離れたところにいる人とも共有することが出来ます。

当然それは、音声と音が一緒になっているものなので後でいろいろ説明する手間もかかりません。

もし画像での資料しかないのであれば、それをメールなどで送った後に、電話していろいろと説明したりしないとならなくなることもあるでしょう。

そうしなくてすむようになるのは、現場においてすごく大きなことなのではないでしょうか?

リアルタイム映像による動画会議

医療現場では、生配信的な映像の活用方法もあります。

医療現場では、情報共有の為の会議は欠かせないと言えますが、医療従事者は、場合によってはそれに参加することができない時もあるでしょう。

しかしそんな時、会議の配信があればどうでしょうか?

その場に行くことが出来なくても、それに参加して、情報を正しく得ることが出来るようになります。

まだまだそこまで多いわけではないですが、こうした活用方法で映像を活用していけば、時間にとらわれずもっと効率的に働くことが出来ることになるでしょう。

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