医療において動画を活用することは、もはや当たり前に近いこととなってきています。医療以外のジャンルでも動画を活用することがすごく一般的になっていますから、医療でそうなってきたのも当然の流れでしょう。
でも実際どんな病気において動画が活用されているか知らないという方も多いはず。
そこで以下では糖尿病における動画の活用例を見ていきます。
患者向けに食生活指南動画等を作成している
糖尿病の治療においては、食生活と言うのはすごく大切になるでしょう。
しかし、実際にどんなものをどんな風に食べて生活すればよいのか分からないまま生活している患者さんはすごくたくさんいるはずです。
でもそれでは、いくら病院に通ってもらってもよくなりません。
病院に通っているのに良くならないとなると病院の評判も下がりますし、患者さんとしてもいつまでも糖尿病が治らないので良い気はしないでしょう。
だから、食生活をしっかりコントロールして、糖尿病を改善しないとなりません。でも患者さんは病気にかんしては素人ですから、なかなか食事をコントロールするのは難しいものなのです。
ではそこに動画を活用したらどうなるでしょうか?どんなものを食べて良いか、それを食べたらどうなるのか、そんな事をたとえばアニメーションなどで分かりやすく説明したとします。
すると、自分でも病気に対しての理解が深まるので、きちんと食事をコントロールできるようになるでしょう。
糖尿病の医療現場では、実際にそうして理解度を高めさせるように映像が活用されているのです。
医者の理解度を高める為の勉強動画でも活用されている
理解度を高めないとならないのは、何も患者さんだけではありません。
医者も日々理解度を高めていかないとならない事はたくさんあるでしょう。
しかし、いちいち文献を読み漁ったりしている時間がない人が多いのもまた事実なのです。
だから思うように勉強が出来ない事もあるでしょう。
ではそこに動画が活用されていたらどうなるでしょう?動画であれば短時間である程度しっかりと情報を頭に入れることができるので、あまり時間をかけなくても勉強が出来るでしょう。
時間がないけど勉強が必要な医師にはすごくぴったりなのではないでしょうか?なので、実際にそうして動画が活用されていることもあります。
動画を見る為のデータベースまである
最近では、そうした患者向けの糖尿病の理解度を高める為のアニメーションや実写映像、あるいは医者向けの勉強動画などをまとめたデータベースも出来ています。
動画があってもソレをどこで見れば良いか分からなかったという方も、それで簡単に動画をみつけることが出来るようになったことでしょう。
そしてそれは何より、今いかに動画が医療に活用されているのかということを証明していると言えるでしょう。
数がなければ、いちいちまとめる必要すらもありません。数がたくさんあるからこそ、そうしてまとめているのです。
これからもどんどん動画の数が増えていくことは間違いないでしょう。