介護事業者様へ
2015年6月に厚生労働省が公表した需給推計によると、
2025年度には介護職員が約253万人必要になります。
それに対し、確保できる人員の見込みは約215万人。
この数字のギャップからも、近い将来ますます
人材不足が深刻化することがわかります。
新しいスタッフが入ってきても、
現場レベルで十分に教える時間がとれないという現実。
教育不足が原因で予期せぬ失敗やトラブルを起こすことは
避けたいところです。
このような「教えたいのに時間がない」という
ジレンマの解消には、マニュアル映像の制作が有効です。
特に介護は身体を使う仕事なので、
文面や口頭だけで正しく理解させるのは難しいでしょう。
その点映像であれば、どこをどう動かすのか、
身体の使い方がはっきりとわかります。
その場で映像を見ながら実践したり、繰り返し観て学んだり
できるのも大きなメリットです。
「親を介護施設に預ける」「介護スタッフに来てもらう」、
どちらのケースを選んだとしても、
ご家族は常に不安と隣り合わせの状態にあります。
ニュースなどのメディアを通じて、介護スタッフによる
問題行動などの情報が入ってくる今の時代、
ご家族は被介護者への不安だけでなく、
介護事業者様への不安も抱えているのです。
近年、介護施設業界で注目されているのが「ライブ配信サービス」です。
ご入居者様が集会する場所やお部屋の周辺に配置することで、
ご家族がご入居者様の「今」を生の映像で確認できる“安心”を提供する
サービスです。
また、ご入居者様のビデオメッセージを定期的に撮影し、ご家族に送ることも一つの安心材料になります。もう一つのメリットとしてはご本人がその動画を見直し、自分の楽しんでいる姿を見ることで、心の健康にも影響が出ると
考えられます。ネガティブになりがちな方も映像によって
元気な心を取り戻すことができるのです。
心の調子が原因で介護が必要になることもあります。
そういった方々に、自由に生活をしていただくためにも映像が活用できます。
人が前向きな気持ちになるには「自尊心を取り戻す」ことが鍵になると考えられます。
医療映像.jp ではご自身の写真や文章(音声)を使った
プロモーション映像を制作することができます。
例えば、あるご入居者様の映像制作を行い、
介護施設のイベントとして、皆様の前で公開する。
するとご自身も過去の楽しかった記憶を振り返ることが
でき、周りのご入居者様からも声がかかるなど、
そこからコミュニケーションが生まれるでしょう。
また、心に問題を抱えた方は、
自身の問題に向き合えなかったり、
周りの人の言葉を聞き入れられなかったりすることも。
そんな場合には、数々の悩みと、それをどう解決したか
まとめた映像をカウンセリングの一環として使用するケースが増えてきています。
映像を見てまもなくは第三者のことだと捉えますが、
徐々に共感を持って自分のことに置き換え始めるため、
内容へ親近感を抱いてもらえるのが特徴です。
今後はよりリアルな体験ができるVRによる手法も
取り入れられていくでしょう。
制作した映像は、ダウンロード販売を行うなど2次利用にご活用いただけます。動画のオンラインショップなどのサポートもしていますのでお気軽にご相談ください!