毛髪の約1/10もはっきり見える! 手術用の高精細3Dビデオ蛍光顕微鏡

2019年12月11日

従来型顕微鏡では実現困難な、被写界深度と解像度の両立を実現―

京都大学は、同大学大学院医学研究科 教授の上本伸二氏らが、慶應義塾大学、三鷹光器、
パナソニック コネクティッドソリューションズと共同で開発した
鋭敏な視覚と優れた深視力を持つ「手術用高精細3Dビデオ蛍光顕微鏡」を発表した。

従来の顕微鏡では、高倍率時の焦点深度が浅くなり、ピントが合いにくかったが、
三鷹光器の独自の光学レンズとパナソニックの4Kカメラを組み合わせて被写界深度と
解像度を両立させることで、その課題を克服した。

今後は、2020年以降に国内での販売を強化していく。
さらに2021年にアメリカ、2022年には中国市場で販売するようだ。