2020年2月26日
実物と映像をシンクロさせるプロジェクションマッピングが手術ガイドに応用されると言う。
京都大学は手術ガイドシステム「Medical Imaging Projection System:MIPS」を開発したと発表した。
このシステムは、プロジェクションマッピングの技術を応用し、患者の体や臓器にリアルタイムで直接手術ガイド情報を投影できることができ、投影遅延時間は0.2秒以内と、臓器の移動や血管や筋肉の変形などにも瞬時に反応することが可能。手術の安全性の向上だけでなく、体への負担の軽減、術後の回復スピードのアップが期待される。