5000万分の1のレア手術を成功に導いたVR

2019年8月14日

頭蓋骨がつながった状態で生まれた双子の分離手術がロンドンで行われた。
55時間に及んだ難手術を支えた背景には最新のテクノロジーがあったという。

双子の体の一部が結合して生まれるケースは250万分の1の確率だという。
そのうち頭蓋骨が結合しているケースはその約5%だという非常にレアなケースだ。

過去にほとんど前例のないこの難手術に臨むにあたってロンドンの医療チームは
VRや3Dプリンター技術など最先端の技術を駆使して、頭蓋骨や脳、
血管のモデルを作り、事前に本番さながらのVR手術を経験して臨んだという。

事前の準備が物事の成否を分かつ中、医療におけるVRの可能性を感じる
素晴らしい成功のニュースでした。