2024年9月23日
災害が起こったとき、その規模が大きいほど避難をすることになります。避難後の生活中に亡くなるという災害関連死を減らすための取り組みが始まっています。この災害関連死の死因のトップとして、誤嚥により発生する誤嚥性肺炎であると言われています。災害時の口腔保健は、口腔内の健康だけでなく、身体の健康にも影響を及ぼすものです。避難先の水不足で口内を清潔に保つことができなければ、身体全体に悪影響を及ぼす可能性のある菌が口内にも存在します。肺炎を起こしやすい高齢者の方は、特に注意が必要です。今回は、災害が起こり、水が不足する中での歯磨きの仕方や、歯ブラシがない場合のケア方法、液体ハミガキを避難グッズとするなど動画で分かりやすく伝えることについて、詳しく解説していきます。