「ネットワークカメラ×医療」の新技術

2019年6月27日

キヤノンが開発した最新のネットワークカメラをご存知でしょうか。
人間の動きを学習させ、被写体が転倒したことを瞬時に
検知できるというシステムです。

今まで介護の現場や、一人暮らしの老人の家庭では人感センサーを設置し、
定期的に反応することで日常生活に異常がないかを判断していました。
しかし新技術により、遠隔でもより具体的に高齢者に異常がないかを
検知できるようになるといいます

ネットワークカメラの進化は、私たちの映像業界にも関係しています。
例えば、撮影の難しい野生動物。彼らはカメラマンの気配を感じると
なかなか姿を見せてくれません。また定点カメラではターゲットの野生動物が
近づいてきてもきれいにカメラワークして撮影することができません。

しかし無人のセンサーカメラなら野生動物に気取られることなく
その貴重な姿をカメラに収めることができます。

ネットワークカメラの進化は、介護現場での利便性の向上や、
珍しい動物の姿を目にする機会が増えるかもしれませんね