世界の内視鏡技術のトップランナー「オリンパス」

2020年1月29日

一般的には宮崎あおいが出演しているデジカメのC Mのように、デジカメメーカーのイメージが強いオリンパスだが、その実態は医療・化学の内視鏡、顕微鏡、小型録音機が主力の医療機器メーカーだ。

同社の事業分野別にみた売り上げ比率は、医療80%、化学13%、映像6%(2019年3月期)と、医療機器の強い会社だということがわかる。中でも医療事業の中枢ともいえる胃や大腸の検査や治療に使われる「内視鏡」は、世界シェア7割以上を誇る。

ここ数年においては中国などの新興国においても市場拡大が見込まれるだけに、オリンパスの市場への戦略を注視することで、今後の同分野の医療映像においてもトレンドが見えてくるだろう。