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スイスでの活用例 脳卒中の後遺症の改善にもVR映像は活かされている

脳卒中が起こると、その後遺症で手足や身体に麻痺が残ることがあります。脳卒中の麻痺を改善していくというのは、簡単なことではないでしょう。そのため世界中で色々なことが試されています。スイスでは、そのような脳卒中の麻痺を改善するために、VR映像が活用されているといいます。

①健康的に動いているように見せかける

実際にどんな風にVR映像が活用されているかと言うと、麻痺が残っている手足などに、動かせる方の手足の映像を重ねて、実際にその麻痺が残っている自分の手足が動いているかのようにみせるという方法で活用されています。VR映像は基本的には、どこか今いる場所とは違う場所に身を置いているという体験をさせる為に用いられることが多いようです。
それが出来るということは、こうして特定の部位に特定のなにかを重ねることも出来るということになります。そのため、VR映像を活用して自由に動かない麻痺している手足を、あたかも動いているかのように見せることが可能になるのです。

②動かせると思い込むと実際に動くようになることがある

VR映像を使用したリハビリテーションを行っている全員が全員そうだというわけではありませんが、このようにVR映像を見せて、麻痺している方の手足をあたかも動かしているかのように感じられると、実際に自分の手足は動かせるのだと思い込めるようになります。そうして、自分の手足が自在に動かせると思い込めたら、実際に自由に動かせるようにと脳に変化が起こります。そのため、本当に動かせるようになる場合があるというのです。
実際、動かないものを無理をして動かそうとしても、なかなか出来ないものです。VR映像を活用して、麻痺している部位を動かしているように思わせることで、脳に変化が起こり、手足が動くようになるというのがこのスイスでのVR映像の活用方法になるわけなのですが、手足を動かそうとしてみて改めて全然動かないことが確認してしまったら、今度はそれが逆に脳に良くない変化をもたらしてしまうと考える方もいるでしょう。しかし、このVR映像を用いたリハビリ方法であれば、そうして悪い方に変化が起こってしまうという可能性は極めて低いといいます。基本的にはVR映像は高い臨場感を得ることができます。そのため、実際に自分の麻痺している手足が動いているように感じられるでしょう。

③ヨーロッパではVR映像を医療に活かすのが盛ん

VR映像の活用に関しては、ヨーロッパはかなり積極的だと言えます。このスイスでの活用例もそうですし、他には、ベルギーでは乳がんの患者に対して実際にVR映像が活用されていたりするようです。日本でも、積極的に研究がされているところではありますが、実際に医療現場で活用されているかというと、まだまだそういうわけではないと言えるでしょう。しかし、このように、様々な場面で活用できるものであることは間違いないわけですから、これからの日本でもどんどん医療現場で活かされていく可能性は高いといえます。

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