これからの介護施設には、動画でのPRは欠かせません。とはいっても、どういう動画を作れば介護施設のPRになるのかわからないという方もたくさんいるでしょう。実際、どういう動画を作れば良いPRになるのでしょうか?
①介護している風景を実際に撮影する
まず効果的なのは、実際に介護をしている風景を撮影するということでしょう。実際に介護している風景を撮影することには、2つの意味があります。
まず一つ目は、実際の介護の仕方や介護職員と被介護者の雰囲気を見せ、預ける方やそこに入所、入居される方を安心させることが出来るということです。
次に、介護職員の働く様子を確認することで、その職場がどういう雰囲気なのかを伝えることができます。これからその職場で働こうかなと考えている人を安心させることが出来、職員採用動画としての機能も果たすことができるのです。
こうした2つの意味合いは、動画を制作するにあたりすごく大きなアピールとなるでしょう。
最近では、介護職員の激務や、あるいは介護職員による入所者への虐待事件などの報道も目にするようになりました。このような状況ですから、一般の人が介護施設に抱いているイメージはすべてがいい方向に向かっているとはいいがたいでしょう。しかし頭の中では、すべての介護職員、介護施設がそういうわけではないということは当然わかっています。介護施設に対する良いイメージを強くして、より安心させるために、実際の介護施設、介護職員の様子を動画で見せることが効果的なのです。安心したら、そこに入りたい、入れさせたいという気持ちも強くなるでしょう。
②介護されている方にインタビューをする
介護されている方にインタビューをするという方法も、良いPR方法の1つになります。
介護施設を選ぶ際の一つの不安は、そこにどのような被介護者がいるのかということでもあるでしょう。
もちろん施設にどのような介護士やスタッフがいるのかということも施設を選ぶ条件になってきますが、介護士はあくまでもプロとして仕事をしているわけですから、仕事内容の不安はある程度少ないはずです。被介護者は別に仕事をしに来ているわけではないですから、施設内で上手く立ち回ろうとしない人もいるかもしれません。でもやはりどんな方でも、入るのであればある程度雰囲気の良いところに入りたいと思うはずです。だから、どのような被介護者がいるのかを見ることが出来る動画があれば、それは良いアピールになるのです。
そしてそれは、動画でないと伝わりません。
たとえば写真プラスインタビューの文面をホームページ上にアップするのでも、ある程度の雰囲気は伝わるでしょう。しかし文章からは人柄はあまり伝わりません。人は表情の変化や言葉の抑揚から、その人の印象を感じ取るものです。ですから、動画でアピールしていくことの方が圧倒的に情報量が多く、臨場感を得やすくなり、より大きな安心感を与えることに繋がるのです。
③説明文を動画にするだけでもPRになる
どんな介護施設でも、その介護施設がどんなところかということをPRする説明文をホームページなどに掲載していることでしょう。しかし、そういう文章を読んでいても、人はあまりそこから情報を受け取れないものです。
たとえば教科書をダラダラ見ていてその情報をしっかり頭に入れることが出来るかと言われたら、ほとんどの人がノーと言うことになるでしょう。しかしそこに動画があれば、文章にすると10ページくらいあるものも、1分くらいの動画にまとめることが出来、誰の印象にも残りやすくなるのです。また、文章を読むことに比べると気軽に再生できるというのも動画の良いところで、気軽に再生できるということは、それだけ印象に残りやすくなりますし、特色を覚えてもらいやすくなるということになります。
介護施設における動画でのPR方法は、このように色々な角度のものがあります。
なので、短くてもいいので、様々な種類の動画を作り、色々な角度からターゲットに向けてアピールするのが一番です。