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家庭介助の方法を動画で

自宅で介助を行うときに、介助者が介助負担を誰にも相談することが出来ず、限界を感じてしまうというケースは、決して珍しくありません。住み慣れた自宅で、家族の最期の瞬間まで介護をしたいと思う気持ちはあっても、そこから発生したストレスや負担を、自分一人きりで背負ってしまうと、その精神的・身体的疲労は、想像を超えるものがあります。

介助の際の身体的疲労は、介助が必要な要介助者の健康状態により、時に過度の肉体労働を強いられるでしょう。このような状況下で介助者が倒れてしまったり、何らかの病を発症してしまうなど、介助者側が負担に耐えられなくなる場合も多くあります。実際に介助を行ってみると、要介助者をサポートしたり、移動させることで、介助者自身が身体疲労を感じながら介助を行い続け、遂に限界を迎えるということが、今現実として、起こっているのです。

それでは、どうすれば無理することなく、最小限の労力で、介助を行うことができるのでしょうか。今回は、介助者が出来るだけ負担感なく介助生活を送るための方法や、ボディメカニクスに関する説明を動画で伝えることの効果について、解説をしていきます。

①映像を通してストレスフリーな介助を目指す

介助で限界を感じることのないようにするためには、介助者本人が誰かに相談することのできる環境を整えたり、サポート体制を万全にすることが大切です。誰かに相談することの可能な環境を整えることは、介助者自身が負担を感じていることを自覚したり、介助のどういった部分でストレスを感じているのか等、状況の把握を行う必要があります。

そのためにケアマネジャーや、地域のサポートセンターなどの相談窓口を利用することも有効です。そうした窓口は、無料で相談を聞いてくれるので、安心できますし、介助者に限らず、介助者の家族が相談をすることもできるようになっています。介助者の元気がなく、頑張りすぎていると感じるときには、特に利用するべき場所であると言えるでしょう。
家庭での介助をスタートする前に、サポートをしてくれる様々な場所や人を知っておくことは重要です。どのようなサポート機関があるのかという事を分かりやすい動画で説明することにより、介助で忙しい生活を送ることになっても覚えてもらえる可能性は高くなります。

また近年では、介護者の負担を無くすため、レスパイトケアという思考法も広まってきています。レスパイトケアとは、介護者のひと休みを目標とし、サービスの提供者が代理となって介護を行い、介護から離れる時間を一時的に作るという取り組みです。レスパイトケアとして受けることの可能な介護支援サービスとして、まずデイサービスやデイケアが挙げられます。

要介護者であれば、半日から1日ほど施設を利用することができて、介護者は休む時間を持つことができるという利点があるのです。この他、ショートステイや訪問介護・看護などが当てはまります。ショートステイでは、介助を受けることが可能であって、訪問介護や看護では、ホームヘルパーや看護師が自宅を訪れ、介護者の健康状態に合わせて介助などを行います。

介助者が無理なく、そして出来る限り快適に介助生活を送る方法を伝えるときに、動画の活用は欠かせません。1分間の動画は、約3600ページ分の情報量を得ることが可能であると言われています。そのため、介助についての説明も、直接言葉で伝えるより、映像を活用するほうが、さらに効果的に分かりやすく伝えることができるのです。

実写での動画はもちろんのこと、アニメーションを利用した動画の活用も、また有益です。アニメーションを活用した動画の制作は、撮影費や撮影地毎の予算などもかかりませんし、修正が発生しても撮影し直しという事はありませんので、コストを抑えて制作を行うことも可能となっています。

②効果的にボディメカニクスを説き明かせるのは動画だけ

ボディメカニクスとは、人の身体を機械的に考えた場合の特徴を解明する学問のことであり、姿勢を安定させ、最小限の労力で要介助者をサポートしたり、移動させたりすることのできる介助技術のことを指しています。人の健康的な運動機能は、神経系や関節系、骨格系や筋系などから成り立っており、これらの相互関係を、ボディメカニクスと呼びます。

ボディメカニクスは、人間の姿勢や動作時の筋肉・骨格などの力学的関係より生み出された技術であり、介助者も要介助者も、ストレスを感じにくい仕組みとなっています。ボディメカニクスを活用すれば、双方ともに負担感なく、楽に介助生活を送ることのできる唯一の方法であると言うことができるでしょう。ボディメカニクスには、基本とされる原理が存在し、この原理を分かりやすく動画にまとめることは介助者にとって有益です。ボディメカニクスの原理は以下の8つに分類されています。

1.介助者の支持基底面を広く
支持基底面積を広くとるため、介助者は両足を前後・左右広めに開きます。

2.介助者と要介助者の重心を近づける
重心を互いに近づけることによって、ぶれることなく少しの力で介助可能です。

3.大きな筋群を使用する
手先や腕だけでなく、足・腰などの筋肉も意識しながら介助します。腹筋や背筋、大殿筋などの筋肉を同時に使用することにより、1つの筋肉への負担が減少し、大きな力で介助可能となります。

4.要介助者の身体を小さくまとめる
要介助者の足や腕を組み、身体が摩擦を起こす面積を減らすことによって、力の分散を防ぎます。

5.要介助者を手前に引く
押すよりも引くほうが、少しの力を使用するだけで済みます。

6.重心移動で移動させる
足先を重心移動する方向にし、膝の屈伸により重心を移動させると、安定した移動を行うことができます。

7.身体をねじらず水平に
肩と腰は水平を保ち、ねじらないようにしましょう。ねじってしまうと不安定な姿勢になるだけでなく、腰痛にもなりやすくなります。

8.てこの原理を利用
てこの原理を応用すると、肘や膝をてこの支点としたりなど、効率的な動作を実現することができます。

車椅子やベッドで生活をする要介助者たちにとって、移乗は一日に複数回行うとても大事な動作となります。移乗介助を行うときには、適切な方法で、丁寧に行うことが不可欠です。排せつの介助を行う際には、出来るだけ自力でトイレができるよう、環境を整備したり、水分補給を促したりすることが重要であり、介助者への配慮も必要となります。

ボディメカニクスについての説明と、移乗介助や排せつ介助等、家庭で介助が必要になった場合の解説にも、積極的に動画を活用していきましょう。実写動画を用いて、ボディメカニクスや介助における説明をすることも良いですし、前述のようにアニメーションを利用した動画も、効果的です。オリジナルキャラクターなどを映像の中で使用すると、動画への親しみを感じることができ、クリニックや商品などのイメージアップにも繋げることが可能です。

また、実写動画やアニメーション動画では、視覚的に情報を理解しやすくなります。また、テロップやCG等を用いることにより、より分かりやすくボディメカニクスを解説することができます。ボディメカニクスや介助における動画の制作依頼は、映像制作会社に依頼をする必要があります。

弊社では、家庭介助に関する動画制作のご依頼を行っております。家庭介助におけるPR動画の制作や映像配信サービス、動画コンサルディングや映像マーケティングなど、弊社独自技術を、低予算でご利用いただけます。また、レンタルスタジオの運営事業も致しております。家庭介助に関する動画制作のご依頼は、ぜひ弊社まで、お気軽にお問い合わせください。

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