DUMMY

アメリカでは弱視の治療にVR映像が用いられている

VR映像と言うと、医療において活用されることも最近では決して珍しいことではなくなってきています。
特にアメリカでは、VR映像は弱視の治療に多く用いられていると言います。

①VR映像を見せることで目と脳を連携させる

弱視の原因は、主に脳と目の神経で上手く連携できていない部分があるからだといわれています。つまり、脳と目の神経の連携度を高めてあげることが出来れば、それによって弱視は改善されていくのです。
脳と目の神経を連携させるには手術が必要でした。しかし手術を行うということは、少なからずリスクを負うということになります。目のことですから、やはりリスクは出来れば負いたくないものです。そのため、手術に踏み切れない方もたくさんいたはずです。
しかし、そんな脳と目の神経を上手く連携させるという難題も、VR映像を用いれば出来るようになることがあるというのです。
VR映像は、まさに目と脳の両方にアプローチするモノと言えるでしょう。
VR映像は目だけで見ているのではなく、そこに自分が入り込んでいるかのように錯覚するわけですから、脳に対してもアプローチしていると言えます。
そのように目と脳に対してアプローチすることが出来るの映像ですから、脳と目の神経を上手く連携させることも可能になると言えるでしょう。
そのため、実際にアメリカでは多くの病院において、弱視の治療にVR映像が活用されていると言います。
そして、その治療を体験した方のほとんどが、視力の回復を経験しています。

②簡単にバランスよく刺激を与えられる

VRを用いることによって、目への刺激を簡単にバランスよく与えることが出来るようになったと言います。
弱視の治療においては、片方に強く、そしてもう片方に弱くというように、目の症状よりバランスよく刺激を与えていく必要がありますが、VR映像を用いればそれも以前より簡単に出来るそうです。
基本的にVR映像を見る時には、ゴーグルのようなものを着用することになります。そうして、ゴーグルのようなものを着用してもらえば、両目に別々の映像を見せることも簡単に出来るようになります。そのようにして、両目に別々の映像を見せることが出来るようになれば、両目に別々の刺激を与えるということも問題なく出来るようになるでしょう。
そのため、VR映像を見せることは弱視の治療に効果的ですし、かつ実際に成果も出ているのだと言えます。

③治療とは思えないのもメリットに

またこうしたVR映像を用いた治療は、治療のようには思えないかもしれません。
たとえば薬を飲んだり、あるいは何らかのエクササイズをしたり、何か辛い思いをしたりということはありません。ただ映像を見ながらゲームなどをしているだけで、それが治療につながるのです。
それはVR映像を用いた治療の大きなメリットになります。辛いところがなければ、治療に取り組むのにも積極的になるでしょう。積極的に治療をしていければ、その分改善がみられるようになるのも当然です。
そのためVR映像を用いた弱視の治療は結果が出ているというところもあるでしょう。

このコラムを読んだ人はこんな記事も見ています