腰痛治療と言うと、患者さんも深刻な症状になる前に来院される方も多く、対応する方も腰痛に対しての心構えがあるでしょう。
しかし、腰痛の場合には予期せぬ病気で腰に痛みを伴っている場合もあります。
そして、実際に予期せぬ病気が発覚した時、それを正確に患者さんに説明するのは難しいものです。そのような時に役立つのが、動画なのです。
①3D動画なら何がどのように関連し腰痛になっているか理解させやすい
なにかの病気や症状が腰痛の原因になっている場合、たとえば紙の資料やちょっとしたスライドのようなものを用いて説明しているというところも多いでしょう。しかし、患者というのは基本的には医療に関する知識は何も持っていない人たちなのです。
最近でこそ、スマートフォンの普及によって、正確か不正確かはおいて、なにかを調べるという作業は簡単になったので、ちょっとした知識を持っている人は増えてきています。
しかし、それでも医者の説明をきちんと正しく理解できる人は少ないはずです。それでは少なからず不安は残るものです。
ではそこに、3Dの映像があればどうでしょうか?3Dの映像で、腰の痛みの原因となるところを赤く表示し、腰とどのように関連しているかを表示すれば、どこがどのように悪いのかよく分かるようになるでしょう。
そしてそのまま3Dの映像を使用し、原因の箇所をどのように手術をしてあげるのかということを見せて説明を加えていくと、同時に不安も取り除いてあげることが出来ます。
それは医師と患者双方にとって非常に有益で効果的なことでしょう。
②立体感がある部位なので立体感がある方が分かりやすい
腰というのは、立体感がある部位になります。そのため、平面的な映像や資料だけでは詳細なところまで伝わりきらない場合があります。
しかし、しっかりと3Dで表現されていれば、そのまま自分専用の模型を見ているのと同じようなことになるので、わかりやすいと言えるでしょう。
特に腰のあたりは、骨や神経、筋肉や臓器が密集していて、色々な部位に名前があり、一般人ではわかりにくくなりやすいです。そのため、少しでもわかりやすい資料を提示してあげた方が理解も進み、時間の短縮にもなるのです。
③分かりやすくなるとどうなるのか
では、実際に3Dでの説明動画を用いて、症状や手術方法などをわかりやすく伝えているところでは、どのようなメリットがあったのでしょうか?
一つは先述の通り患者の不安を取り除くことが出来、満足度の向上につながっているといいます。
そしてもう一つは、これはお互いの為に効果的なことだと言えますが、そうした症状や手術の内容の説明に時間がかからなくなったことです。今までの平面的な資料で説明をしていたら、伝わりづらいところなので、一生懸命説明し、どうしても時間がかかります。
時間がかかればかかるほど、患者側の理解力は低下していきますし、お互いに時間をとられてしまいます。それでは双方損しかしません。
しかし、3D動画があれば、理解度がグッと上がりますので、直ぐに説明が終わるようになります。
医師側は、すぐに説明を終えられれば他のことに時間を使えるようになりますし、患者側も分からない長い説明がなくなり、体力的に疲弊しません。
そのため、これは双方にとってメリットがある活用方法と言えるのです。